地球の未来

地球温暖化による影響は、途上国だけでなく先進国においてもすでに顕在化しており、今後、社会・経済に甚大な影響を及ぼすおそれが高いと言われています。
たとえば熱波、酷暑、洪水、台風といった極端な気象現象の頻繁な発生、またヒマラヤやアルプスなどの氷河後退、動植物の生息域の移動などの世界的な環境の急激な変化などが報告されています。
樹木は、生長する過程で光合成によって大気中の二酸化炭素(CO2)を吸収してくれるので、森林は、地球温暖化を招くCO2を吸収してくれる吸収源の役割を果たしています。
スギ約460本の年間吸収量は、1世帯から1年間に排出されるCO2量と同じくらいとなるそうです。
森林をCO2の吸収源として活用するためには間伐などの森林整備が重要です。
京都議定書でも、適正に手入れされている森林の吸収量だけが削減目標に加えることが認められています。
そこで、国は次のように、間伐などの森林整備を行う対策を中心に、整備の担い手の育成や普及啓発の事業などを実施しています。
環境問題だけでもない地球
停電がめったに起こらなくなった今の日本では、普段あまり意識することなく電気が使われています。
最近は地球温暖化問題が注目されていることもあり、省エネの大切さがいわれていますが、電気をつけっぱなしにしないなどの努力だけでは限界があるのも事実。
電化製品がこれほど普及した現在、気がつかないところで電気が使われていたりするからです。
電力の消費を減らすために有効なのは、その消費を「見える化」すること。
電気メーターにIT技術を組み込んだ機器を取り付けることで、リアルタイムで消費電力の数値を見ることができ、どこでムダな電気が使われているのかわかるから、省エネしやすくなるはず。
電力の供給者との双方向の通信機能があれば、電力会社にとっても、発電量を効率的に制御することができますし、照明やエアコンなどの家電とつなぐことで、電力の利用を最適化することもできるのです。
このような技術は「スマートグリッド」と呼ばれています。
「スマート(賢い)」な「グリッド(電力網)」という意味で、電力供給の安定化や省エネに役立つものです。
特に、太陽光発電や風力発電などは天候などで出力の変動が大きく、こうした再生可能エネルギーを効率的に利用する際に欠かせない技術といえます。
石油などのような地球温暖化を招く化石エネルギーではなく、太陽光や風力、水力、地熱、太陽熱、バイオマスなどのような永続的に利用できる非化石エネルギーを「再生可能エネルギー」と呼びます。
再生可能エネルギーの利用が拡大することは温暖化対策に大きく貢献できることになりますが、一方でその導入には出力の不安定性やコスト高などの課題があり、国の政策による後押しが必要となります。
これまで国は、再生可能エネルギーの初期コストを軽減する補助金や、導入インセンティブを高める税制優遇を設けてきました。
住宅に太陽光を設置する補助金によって、助成開始前年と比べて導入量が約60倍、設置コストが約6分の1となったとされています。
2009年11月からは、太陽光発電の余剰電力買取制度がスタートしました。
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ダンボールが誕生してから、現在まで、長い期間があり、その間でリサイクル環境が整っています。
